心と身体で聴く力 by HeartMath
このアクティビティでは、意識を向けながら、聴いたり理解したりすることを練習します。聴くことは、伸ばすのがもっとも難しいスキルのひとつです。聴き上手になるには、練習の時間が必要です。また往々にして、自分の意見や感情による色眼鏡をかけて他の人の話を聞いてしまいがちです。頭の思考をいったん静めて、「心や体で直感的に聴く」のがコツ。相手が言っていない言葉の中にある本来の意図を感じる直感力を養いましょう。
Goal
心と体をつかった「聴くスキル」を身に付けましょう!
Resources
- 心と体で聴く力シート(A4 Size) click to download
Instructions
- 心と体で聴く力シートを配ります
- アクティビティを始める前に、20秒から30秒ほどをかけて次の運動をしましょう、心臓を意識した頭を落ち着かせる運動です。まず、心臓の特定の場所を意識します。次に、20秒から30秒ほどの間、そのまま心臓を意識しつつ、いつもより深く呼吸します。
- ペアを作り、最初に話す人(A)を決めます。Aは参考トピックの中から1つを選んで、それについて1分間話し、聴く人(B)は、心の深いところから話を聞きましょう。聴いている際、Bは心と体で聴く力シートに書いてある3つのレベルの聴き方に意識を払い、最後にミラーリング(自分が受け取ったことを伝える)をしましょう。
- 参考トピックは以下の通りです。1分間で話しましょう。
- ここ1年で起こったことで、一番面白くおかしかったことは何ですか?
- ここ1年で起こったことで、一番怖かったことは何ですか?どうやって乗り越えましたか?
- ここ1年で起こったことで、一番重要な学びは何でしたか?
- ここ1年で、一番リスクを取った挑戦は何でしたか?
- 達成してみようと思っていることは何ですか?
- ほとんど誰も知らないあなたに関することは、何ですか?
- 聴く人Bさんが受け取ったことをAに伝えたら、それで合っているかどうかを話したAさんは伝えましょう。もし聴き漏れがあるようだったら、わかるように改めて伝えましょう。
- ペアを入れ替えてもう一度行います。
Discussion
- 心と体で聴くシートのような構造を知りながら話を聞いてみて、何が難しかったですか?何が楽にできましたか?
- 3つのレベルの聴き方と解釈の中で、一番難しかったのはどれですか?
- 心と体でする直感的な聴き方は、どんな風に役立ちますか?
- 話し相手が実際に言葉にしなかったこと(ノンバーバルなサイン)が、相手が意図していることを理解するために重要なのはなぜでしょう?
- 相手の話を遮らないのはどのくらい難しかったですか?
- 自分にとって特に大切な関係の人たちと接するときにこの聴き方を実践すると、どんな風になるでしょう?
Extensions
1週間以上、聴く力ジャーナルを付けてみるのを提案しましょう。どんな風に上手に聞けたか、1週間チャレンジして何が聴く力に効果的だったか、なにが邪魔をしたか、記録しましょう。
Activity Source
Jeff Goelitz, HeartMath Institute / 訳者:Akinori Oyama@外資ITサバイバル英語 & 廻田彩夏
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TIME:
5-8 minutes
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