環境や気候の変動について、みんなはどんな気持ちでいるのでしょうか。このマップは気候について感じていることをみんなで話し合うきっかけとなります。
Goal
心が健康であるために大切なことの一つは、自分の気持ちに名前をつけることができ、その気持ちについて話すことができる、ということです。このマップを使えば、年齢に関わらず簡単に自分の気持ちを伝えたり、ほかの人の気持ちを知ることができます。
Resources
- 対面の場合:
- (+の形のように)2つの軸が真ん中で交わるグラフを紙に書き、壁に貼りましょう。横軸の左側に「ここちよくない」、右側に「ここちよい」と書いてください。縦軸の上に「すごく」、下に「少し」と書いてください。
- ポストイット、またはテープと紙を配り、参加者に言葉を貼っていってもらいます。
- オンラインの場合:
- オンラインのホワイトボード(Jamboardなど)またはオンラインで全員で共有して書き込めるドキュメント上に縦軸と横軸が交わる+のグラフを書きます
- グラフの中に1~2個、あなたの例を入れます
Instructions
- 地球のこと、そして身の回り、世界で起きていることを、気候変動という観点で考えてみましょう。どのような気持ちを感じますか?
- 一回につき一つ、気持ちを書き出しましょう。そして一枚ずつグラフに貼っていきます。例えば、あなたが「感謝」と書いたとします。その場合、貼る位置はおそらく右側(「ここちよい」の方)になるでしょう。その気持ちの強度が軽め(「少し」)であれば、右下のスペースに貼ります。
- 3~5個、異なる気持ちをかいたら、グラフ上にある自分自身やほかの人の気持ちを眺めてみましょう。
Discussion
- あなたが書いた気持ちはどれも同じところにある?それともいろいろなところに散らばっている?そこから何がわかるかな?
- ほかの人が書いた気持ちで、あなたが書いたものと同じ気持ちはどれかな。それを見てどう感じる?
- ほかの人が書いた気持ちで、あなたが書いた気持ちと違うものはどれかな。それについてどう感じる?
- 左側にある気持ちのうち、あなたがとても大切だと思ったり、とてもやる気にさせられると思うものを一つ選ぶなら、どれだろう。右側ではどうかな。
- 私たちは左側の気持ちを「ネガティブな」とか「いやな」気持ちと呼び、こうした気持ちを避けようとすることがあります。これについて、あなたが良いと思うこと、またはよくないと思うことは何かな。
- 全体を見て、気持ちはどのぐらいの大きさに広がっている?そこから何がわかるかな?
Extensions
オンラインで行う場合、投げかけにある質問はブレークアウトルームの小グループで行うと良いでしょう。
このアクティビティは、様々な感情を探索する方法として、ほかの体験(映画やスピーチ、読書、シミュレーションの後など)を整理する際にも使うことができます。
このグラフは、ゆっくり時間をかけて感情を追っていくのにも使うことができます。シックスセカンズではこれを「感情の記録」と呼び、感情に名前をつけ、理解するため、個人やグループ向けによく使われています。
ヒント:私たちには左側の感情があることで、問題と向き合い、取り組んでいこう、という気持ちが引き起こされます。つまり、これらも大切な感情なのです。ネガティブな感情はない、ということについてもっと知りたい方は、こちら:6sec.org/a/integrated
Activity Source
Joshua Freedman, Six Seconds - adapted from the Russell Circumplex Model of Emotions/訳者:森川智子
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TIME:
10 minutes
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