SDGs#13『気候変動に具体的な対策を』に取り組もうとすると、環境問題というものがあまりに巨大な地球規模の問題である、ということをを感じるでしょう…たった一人で変化をもたらすことなどできるのでしょうか?このアクティビティでは、環境問題に取り組むことができるかどうか、取り組むなら、どのように取り組むことができるかを考えます。
Goal
エージェンシーという感覚(自分には変化を生み出すことができるのだ、という自覚)は、あらゆる問題に直面した時に必要不可欠な感覚です。そして、この感覚は環境問題に取り組むときにも必要となります。このアクティビティでは、参加者一人ひとりがこの”agency”としての感覚をどのように高めたり、あるいは低めたりできるのかを考えます
Resources
- 対面で実施するとき
- 紙やホワイトボードの両端に「何もできない」と「絶対にできる」と書き、その二つを線でつなげます
- パワーラインTFAミニカードのカードを1枚1枚切り離しておきます
*ひらがなはこちら
- オンラインで実施するとき
- デジタルホワイトボードやその他の回答を入力できるプラットフォーム(zoomのホワイトボード、Google Slide、Google Jamboardなど)に、パワーラインのシートを貼ったり、再現しておきます
- パワーラインTFAミニカード *ひらがなはこちら
(日本語Super Mentor廻田彩夏の方でGoogleスライドのカードは用意しておりますので、必要な際はご連絡ください a.mawary(あっとまーく)gmail.com )
Instructions
- 一緒に考えてみましょう:初めて環境問題について考えたのはどんな時でしたか?
その時、自分にその問題に立ち向かうための力がどのくらいあると感じましたか?
今は、自分に環境問題に立ち向かう力があると思いますか? - パワーラインTFAミニカードから気になったフレーズもしくはキーワードをひとつだけ選んで、次のことを考えてみましょう。
選んだカードのフレーズやキーワードはどのくらい力があると思いますか。 - 選んだカードのフレーズやキーワードが持つ力について考え、「何もできない」から「絶対にできる」の直線上にそのカードを置いてみましょう。そして、その場所に置いた理由を考えてみましょう。
- 他のみんなが置いたカードを見てみましょう。他のみんながパワーラインの直線上に置いた考えや感情、行動の位置はあなたが考える位置と同じでしたか?
Discussion
- あなたにとって、この活動の目的は何でしたか?
- 他の人が置いたカードのキーワードやフレーズの位置を見てどのように感じましたか?
自分はまったく別の場所に置きたい!と思ったカードはありましたか?それはなぜですか? - あなた自身にとってためになる気持ちや考え、行動はありましたか?そのアイディアであなたは何ができそうですか?
- このカードの中にないキーワードやフレーズで、私たちを力づける気持ちや考え、行動はありますか?
Extensions
このアクティビティをオンラインで開催する場合:
はじめのインストラクションは小さなグループに別れて実施すると効果的です。
準備の段階で前もって、参加者が入力可能なオンラインのホワイトボードやドキュメントにパワーラインを用意しておきましょう。
参加者が入力できない場合は、わかりやすくスクリーンに明示して、チャット機能などを用いてファシリテーターが参加者の代わりに直線の上に書き込んでください。
ディスカッションの最後の質問も、小さなグループで行うとより対話が深まり効果的です。
Activity Source
Joshua Freedman, Tess Renirie, and Clover Hogan/訳者:谷川藍・廻田彩夏
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AGE:
SDG:
GROUP SIZE:
EQ AREA:
TIME:
10 minutes
DEMO VIDEO:
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