GREEN13のキットは、世界中の教育者と環境活動家が共同で作りました。 まずアースデイ”感情の気候”というオンラインイベントから始めました。そして、オンラインでの打ち合わせを重ね、このGREEN13のアクティビティをいっしょにデザインし開発するに至りました。

このショートビデオでは、感情知能と環境活動のつながりについて紹介しています。

背 景: クライメイト・グリーフ(気候に対する悲嘆)とは?

大人になるにつれ、私たちの多くは、愛する人を失った後に訪れ乗り越えていく悲嘆、という感情のステージについては経験があるか、想像ができるでしょう。否定、罪悪感、怒り、落ち込み、最終的には現実の受け入れ―――。しかし、私たちは有限である地球環境が失われていくことについて、この喪失感や悲しみを表現する語彙を、あまり持っていません。環境活動家やメンタルヘルスの専門家が、環境問題に関して人々が経験している複雑な感情を表現するのに「クライメイト・グリーフ」という新しい言葉を使い始めたのは、ごく最近のことです。

研究心理学者であり、環境コミュニケーションを専門とする著者でもあるレニー・ラーツマン氏は、「クライメイト・グリーフ」についてこう定義しています:「誰かが亡くなったときに私たちが通常抱くと考えられる怒りや悲しみ、とは異なるものです」「これは全く別のカテゴリーのもので、山火事で何十億匹もの動物が死んでしまった、あるいは殺された、という話を聞いたとき、実際の喪失感と悲しみといった感情がありますが、それに加えて、今後予想される未来も含めての喪失感を感じます。私たちはすでに、科学の予測に基づいて、私たちが理解しているものがこの先なくなっていくことも悲しんでいます。」

研 究: 増えていく課題

気候問題に関する強い感情を持つ割合が増加していることが調査で明らかになっています。イェール大学が毎年実施している調査では、2019年、アメリカ人の46%が「激怒した」と感じていると答え、45%が「恐れている」と感じていると答え、66%が気候変動について「心配している」と感じていることがわかりました。このような強い感情の割合は、2014年から10%増加しています。半数以上が “無力感 “を感じていると回答しています。

Recent study by the APA (Feb 2020) indicates high levels of climate distress. Concerns about climate change may be having an impact on mental health, with more than two-thirds– (68%) adults saying that they have at least a little “eco-anxiety,” defined as, anxiety or worry about climate change and its effects. There seems to be a disproportionately high impact on the country’s youngest adults; nearly half (47%) of those age 18-34 say the stress they feel about climate change negatively affects their daily lives.
APA(アメリカ心理学会)による最近の研究(2020年2月)では、気候変動に対する苦痛のレベルが非常に高いことが示されています。気候変動への懸念は、メンタルヘルスに影響を与えている可能性があり、成人の3分の2以上(68%)が、気候変動とその影響に対する不安や心配を定義した「環境不安症」を少なくとも少しは持っていると答えています。18~34歳の半数近く(47%)が、気候変動について感じているストレスが日常生活に悪影響を及ぼすとも答えています。

2019年11月のワシントン・ポスト/カイザー・ファミリー財団気候変動調査では、10人に6人(61%)の10代の若者が、気候変動の問題は彼らにとって個人的に非常に、あるいは大変非常に重要であると述べていることがわかりました。その後、彼らは気候変動に関する10代の感情を世論調査しました:

57%…不安
54%…やる気がある
52%…腹が立つ
43%…無力感を感じる
42%…私たちのせいだと思う
29%…楽観視している
20%…興味がない

子どもたちの健康や未来をサポートし、私たちが共に暮らす家や社会を守るために、私たちはこの流れにしっかりと抗い、活動している若者たちに力を与えなければなりません。Green13 POP-UPフェスティバルキットは、その小さな一歩です。