これって親切?不親切?
優しさとは「お願いします」や「ありがとう」の言葉より深いものです。優しさは時にまぎらわしいもので、親切だと思ってとった行動が不親切だと思われることもあります。どうやって優しさを表現したらよいでしょう。どうすれば私たちの親切心をわかりやすく示すことができるでしょうか?
ゴール:
このアクティビティを通じて、同じ行動が親切にも不親切にもなる得ることを学びます。
用意するもの
- カップや帽子、器など
- これって親切?不親切?シート、印刷が出来なければ、紙きれ、小さなメモ用紙、付箋紙など
- ペン、鉛筆など文字を書くもの
ステップ
- これって親切?不親切?シートを印刷し、点線で切り取って、子どもにとって良いと思われるアクションをいくつかまたはすべて選んでください。あるいは、思いついたアクションを付箋紙や小さな紙に書くのもOKです。それらを書いてあることがはっきり見えないようにして、コップや帽子、器の中に入れて、子ども達にランダム選んでもらいます。あるいは、1つ1つ順に読み上げて話し合っていくのもいいでしょう。
[参考のアクション]だれかに「それは間違いだよ」とはっきりつたえる/自分をいやな気持ちにしたひとに、「きみが~したとき、とっても傷ついたよ」と言う/おおわらいする/だれかの手をつなぐ/いやだ!とはっきり言う/だれかが何かしようとするのを止める/だれかを助ける/じょうだんを言う - 紙に書かれたアクションの内容について「いつ、これを”やさしさ”として経験したことがあるか」あるいは「いつ、これを”不親切”として経験したことがあるか」を話し合います。紙を引いた人から話しましょう。もし誰もまだ経験したことない内容だったら、ファシリテーターがストーリーをつくったり、経験談を共有しても良いでしょう。
- すべての紙がなくなるまで続けたら、黄色い「Discussion」の中にあるトピックについて話し合いましょう。
こんな投げかけをしてみましょう:
- なにが、親切か不親切か(優しいか優しくないか)を決めますか?どうやって、その人が優しくしているのか不親切にしているのかを判断しますか?
- どのように、自分が優しくできているか、できていないか、確認できますか?
- 優しくするときに大事なことはなんですか?
- 親切と思ってとった行動が、相手にとって結果的に不親切になってしまったことはありますか?もし同じ事が起こったら次はどのようにしたら望ましい結果になると思いますか?
- 「優しさ」について新しく学びを得た今、この経験をどのように他の人とシェアしますか?
「優しさの日」を決めましょう。なにか一つ優しい行動をする日です。その日が過ぎた後、その日について話し合います。“Kind World””優しい世界“のポッドキャストを聞くのも良いでしょう。(7分以下の短いポッドキャストです)このポッドキャストを聞いて何がその話/人を優しくさせているのか話し合いましょう。
Activity Source
Patty Freedman / 訳者:Hiroko McNair@#外資ITサバイバル英語・廻田彩夏
About this activity…
年齢
SDG:
グループサイズ
EQ AREA:
時間
8〜10分
DEMO VIDEO:
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